本剤(キプレス®錠5mg/錠10mg/OD錠10mg)との因果関係は明らかではありませんが、うつ病、自殺念慮、自殺及び攻撃的行動を含む精神症状が報告されていますので、投与期間中は患者の状態を十分に観察してください。
本剤の精神神経系の副作用として、頭痛、傾眠(いずれも0.1~5%未満)、異夢、易刺激性、情緒不安、痙攣、不眠、幻覚、めまい、感覚異常(しびれ等)、激越、振戦、夢遊症、失見当識、集中力低下、記憶障害、せん妄、強迫性症状(いずれも頻度不明)が認められています。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
8. 重要な基本的注意 〈効能共通〉 8.2 本剤との因果関係は明らかではないが、うつ病、自殺念慮、自殺及び攻撃的行動を含む精神症状が報告されているので、患者の状態を十分に観察すること。[15.1参照] |
11. 副作用 11.2 その他の副作用(一部抜粋)
注)副作用の頻度は、錠剤、チュアブル錠剤、細粒剤での国内臨床試験の結果を合わせて算出した。 |
[関連FAQ]
- 電子添文(8.2項、11.2項)[2024年5月改訂(第2版)]
2024/5/8