健康成人にメサラジンとして1,000mg（ペンタサ錠250mg 4錠）又はメサラジン原薬1,000mgを空腹時に単回経口投与したとき、血漿中未変化体の薬物動態パラメータは下表の、濃度推移は下図のとおりでした１）。
表 ペンタサ錠又はメサラジン原薬1,000mgを空腹時に単回経口投与したときの未変化体の薬物動態パラメータ
|
被験物質 |
投与量 （メサラジンとして） |
例数 |
Cmax （ng/mL） |
Tmax （hr） |
T1/2 （hr） |
|---|---|---|---|---|---|
|
ペンタサ錠 |
1000mg |
5 |
1,448.6 ± 586.4 |
2.3 ± 0.5 |
6.4 ± 0.7 |
|
メサラジン原薬 |
1000mg |
5 |
20,733.7 ± 2,744 |
0.8 ± 0.1 |
4.5 ± 0.4 |
平均値±標準誤差
図 ペンタサ錠又はメサラジン原薬1,000mgを空腹時に単回経口投与したときの血漿中未変化体濃度推移
- 錠250mg/錠500mg；電子添文（16.1.1項）［2024年5月改訂（第4版）］
- インタビューフォーム（VII.1.(2)1)単回投与）［2024年5月改訂（第28版）］
References
- 檜垣晴夫, 他. :薬理と治療. 1994 ;22(Suppl.10) :S2467-S2495
2024/12/2
