下記の患者には禁忌となっています。
- 尿閉を有する患者
- 幽門、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある患者
- 消化管運動・緊張が低下している患者
- 閉塞隅角緑内障の患者
- 重症筋無力症の患者
- 重篤な心疾患の患者
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
電子添文の記載は、以下の通りです。
2. 禁忌(次の患者には投与しないこと) 2.1 尿閉を有する患者 [抗コリン作用により排尿時の膀胱収縮が抑制され、症状が悪化するおそれがある。][11.1.2参照] 2.2 幽門、十二指腸又は腸管が閉塞している患者及び麻痺性イレウスのある患者 [抗コリン作用により胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある。][11.1.4参照] 2.3 消化管運動・緊張が低下している患者 [抗コリン作用により胃腸の平滑筋の収縮及び運動が抑制され、症状が悪化するおそれがある。] 2.4 閉塞隅角緑内障の患者 [抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。][11.1.1参照] 2.5 重症筋無力症の患者 [抗コリン作用により、症状が悪化するおそれがある。] 2.6 重篤な心疾患の患者 [期外収縮等の心電図異常が報告されており、症状が悪化するおそれがある。][11.1.6参照] 2.7 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 |
- 電子添文(2項)[2024年5月改訂(第2版)]
2024/12/2