本剤(ペンタサ®顆粒94%/錠250mg/錠500mg)を飲み忘れた場合は、気が付いた時に1回分を服用させてください。
ただし、次の通常飲む時間が近い場合には飲まないで、次の通常の服用時間に1回分を服用させてください。
2回分を一度に飲まないように指導してください。誤って多く飲んだ場合は、医師又は薬剤師に相談するように説明してください。
また、医師の指示なしに服用を中止しないように指導してください。
電子添文の記載は、以下のとおりです。
6. 用法及び用量 〈潰瘍性大腸炎〉 通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mgを3回に分けて食後経口投与するが、寛解期には、必要に応じて1日1回の投与とすることができる。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。 ただし、活動期には、必要に応じて1日4,000mgを2回に分けて投与することができる。 通常、小児にはメサラジンとして1日30~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、1日2,250mgを上限とする。 〈クローン病〉 通常、成人にはメサラジンとして1日1,500mg~3,000mgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜減量する。 通常、小児にはメサラジンとして1日40~60mg/kgを3回に分けて食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。 |
7. 用法及び用量に関連する注意 7.1 1日4,000mgへの増量は、再燃寛解型で中等症の潰瘍性大腸炎患者(直腸炎型を除く)に対して行うよう考慮すること。 [17.1.2参照] 7.2 1日4,000mgを、8週間を超えて投与した際の有効性は確立していないため、患者の病態を十分観察し、漫然と1日4,000mgの投与を継続しないこと。 7.3 本剤をメサラジン注腸剤又は坐剤と併用する場合には、メサラジンとしての総投与量が増加することを考慮し、特に肝又は腎機能の低下している患者並びに高齢者等への投与に際しては適宜減量するなど、十分に注意すること。併用時に異常が認められた場合には、減量又は中止する等の適切な処置を行うこと。[9.2.2、9.3.2、9.8参照] |
- 顆粒94%;くすりのしおり®[2024年5月改訂]
- 顆粒94%;電子添文(6項、7項)[2024年5月改訂(第4版)]
- 錠250mg;くすりのしおり®[2024年5月改訂]
- 錠500mg;くすりのしおり®[2024年5月改訂]
- 錠250mg/錠500mg;電子添文(6項、7項)[2024年5月改訂(第4版)]
2024/6/3